幼馴染は油断ならない

オリジナル小説

幼馴染は油断ならない

春の朝は穏やかなはずだった。少なくとも、俺――相沢悠真はそう信じていた。だが、その平穏は玄関のドアが勢いよく開いた瞬間に吹き飛ぶ。「悠真ー! 遅刻するよ!」聞き慣れた声と共に飛び込んできたのは、幼馴染の朝比奈美咲だった。美咲とは家が隣同士で...